アンヌ・ロール・レンゲル- Anne Laure Laengel -  [ アルザス地方 ベルナルトシュヴィラー ]

- 二番通り酒店 -

“アンヌ・ロール・レンゲル

みんなで楽しくパルタジェできるワインを

クリストフ・リンデンローブのパートナーのアンヌ・ロール・レンゲルがワインつくりを始めました。クリストフを訪問するといつも優しく迎えてくれて、喋り出したら止まらないクリストフをサポートしながら優しい笑顔で見守るアンヌ。訪問するたびに私たちの癒しの存在でもあります。アンヌのおじいさんが酪農とブドウ栽培をしていて、アンヌのお父さんがそれらを引き継ぎましたが、2018年にお父さんが亡くなり、8haあった畑のうち1haを2019年に彼女が引き継ぎました。もう少したくさん引き継ぐこともできたのですが、彼女はクリストフの仕事を今まで通り手伝いたいという思いがあり、少しだけ引き継ぐことにしました。自分の畑でブドウを育て醸造し、エチケットを貼って自分で販売するまでの流れを経験することが彼女自身の成長にもつながるとクリストフ。醸造もクリストフのところではなく、お父さんから引き継いだカーヴで行っています。クリストフとの出会いは2006年に研修に来たことから。2010年に正式にドメーヌで働き始めます。その後恋に落ちて今は子供も生まれて幸せそうな二人。2019年のブドウはすべてクリストフが買い取り、2020年が最初のミレジムになります。つくりたいワインはみんなでパルタージュ(分かち合える)できるワイン。ほんわり優しい空気感のあるアンヌらしいです。エチケットはワインのイメージをデザイナーに伝えて表現してもらったそうです。ちょっと子供っぽすぎて評判が悪いんだとアンヌは照れ笑いしますが、私たちはアンヌの優しさが伝わってくるようで大好きです。クリストフもアンヌのワインが悔しいけど美味しいと満面の笑顔。可愛らしい酸味と果実味が溢れるワインは彼女の思いの通り、みんなでパルタージュしたくなる味わいです。

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