ドメーヌ・ドゥ・ラ・ルー - Domaine de la Loue - [ ジュラ地方 アルボワ ]

- 二番通り酒店 -

“ドメーヌ・ドゥ・ラ・ルー

オヴェルノワのワインに惚れ込み、ワインの道に飛び込んだ女性醸造家

映画プロデューサーとして撮影の仕事をしていたキャトリーヌ。近年のワイン業界を描いたドキュメンタリー映画モンドヴィーノのエグゼクティブ・プロデューサーを務め、その制作中にジュラのワインを知り、その魅力に惹きつけられ、自身でワインを造ることを決意しました。ピエール・オヴェルノワのワインに感動し、彼の後継者エマニュエル・ウイヨンの元でワイン造りを学びます。そして現在、ジュラの中心部アルボワから少し北にあるポール・レネという村にカーヴを構え、ワイン造りをしています。ポール・レネを流れるルー川は、夏場は家族連れが水遊びに訪れる静かで美しい川でドメーヌの名前の由来になっています。初ミレジムは2009年。畑はわずか2.5ha。ビオディナミで栽培し、友人の力を借りながら馬で耕しています。収穫もまた友人達と。2011年には娘さんが生まれ、夫のいないキャトリーヌは、ワイン造りの道をどうするか迷いましたが、まわりの仲間達の協力の元、現在も彼女の思うワイン造りを続けています。醸造は亜硫酸無添加。自宅で醸造を続けていましたが、2017年には念願のカーヴを確保しました。樽やキューヴも少しずつ増やしながら、着実に毎年前進しています。まだ小さい子供がいて手がかかりますが、母として、ヴィニュロンとして、頑張って両方をこなす働き者の女性。彼女の夢をこれからも応援しています。

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