ラ・フランシュ - LA FRANCHE - [ ジュラ地方 ]

- 二番通り酒店 -

“ラ・フランシュ

最高のビュバリテ(飲み心地)をいっぱいに感じさせてくれるジュラのクラフトビール

2003年にレジスとジャン・イブの親友二人がジュラで立ち上げたブラッセリー「ラ・フランシュ」。シャイで口数が少ないジャン・イヴは時折見せる笑顔がとても優しい職人気質な人柄。少し007のダニエル・クレイグに似ているレジスはビールの説明がとても上手で陽気でクールな人柄。対象的な二人でぶつかり合うことも多いですが、対象的だからこそ、試行錯誤しながらも多くのことを乗り越えて今日までやってきました。ビール造りを始めた当初は家族や友人と飲むくらいの生産量しかありませんでしたが徐々にですが生産量も増えてきました。ジュラ地方の中心アルボワの町から西へ10kmほど行ったラ・フェルテという静かな町に醸造所を設けたのは2008年のこと。彼らは原材料にもこだわり、ビールはすべてビオ栽培されたホップを使用。補糖はビールに心地よい泡を与える時のみ行います。無濾過で加熱殺菌はなしの生きたビールは、心地よいフレッシュな飲み口とまろやかなコクと苦味に伸びやかな余韻があります。彼らがビールに求めているものは色んなスタイルのビールをつくりつつもそれぞれに「ビュヴァリテ」のあるビール、すなわち「飲み心地」を常に大切にしています。彼らのこだわりやビールへの情熱を知り、ジュラ地方の多くの人に愛されるビールになっています。そして生産量は追いついていないもののフランス各地でも少しづつ飲まれるようになってきました。レジスとジャン・イヴのジュラへの愛情は強く、生産量が少ない中でまずは地元に多くビールを残したいそうです。ジュラにしっかり根ざす愛を感じます。私たちにとってビールの先生のような人が、素晴らしいブリュワリーには、どのキュヴェを飲んでも感じる、そのブリュワリーならではの個性を奥に感じるんだと教えてくれました。ラ・フランシュのビールには彼らの求める「ビュバリテ」を常に感じられて、いつも安心してラ・フランシュ節を感じられる大好きなブリュワリーです。

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