レ・コルティ - Les Cortis - [ サヴォワ地方 ビュジェ ]

- 二番通り酒店 -

“レ・コルティ

自然豊かなビュジェの庭園でつくられる優しいワイン

2016年にジェレミー・デコステがビュジェで立ち上げたドメーヌ。ドメーヌの周辺に5区画、トータル6haの畑を所有しビオロジックで栽培しています。手に入れた当初は有機ではありませんでしたが、すぐに有機に切り替えました。豊かな自然が残るベレー盆地にある粘土石灰質土壌の畑です。「いろんな場所を探したけどこの場所が自分達にとってはパラディ(天国)のような場所だったんだ、アペラシオンは知られてないけどポテンシャルのある場所だと感じた。」とジェレミー。彼はボルドーでワインつくりの仕事に携わったのをきっかけにワインつくりの道に進みます。2011年から2016年までシャブリやオーセールでワインつくりを学びました。特にシャブリのアリス・エ・オリビエ・ド・ムールの元で自然をリスペクトしたワインつくりを学んだことが大きかったそうです。耕作は最小限に抑え、畑の水分を維持し、土壌の微生物を活性化させることを何よりも大切にしています。6haある畑のうち、あまりに古くなってしまった樹を抜き、鳥や昆虫が集まってくるようにと他の果物の樹を徐々に植えています。醸造はナチュラルに、瓶詰の時に酸化防止剤を使用しています。Sans Soufreのワインにも挑戦していますが、ワインにミネラルとテクスチャーを表現したいと、日々どうしていくべきか論理的に向き合い考えて畑仕事や醸造に向き合いたいというジェレミーの哲学に私たちも共感しています。レ・コルティはサヴォワ地方の方言で「庭園」を意味する言葉だそうです。彼らにとってはパラディのような環境をドメーヌ名にしました。エチケットには周辺に生息する動物たちが描かれています。自然豊かな庭園でジェレミーが表現していくワインがこれから楽しみです。

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