オーレリアン・ルフォー- Aurelien Lofort - [ オーヴェルニュ地方 ]

“オーレリアン・ルフォー

度重なる困難にも負けず、限りないスケールの大きさを感じるオーヴェルニュの若き造り手

オーレリアンのワインは多くの人を魅了する力がある気がします。オーレリアンは元々はデザインの仕事をしていました。絵を描くのが好きで彼のエチケットはすべて彼自身が書きためたものです。醸造においても彼の絵を描くときの感性をそのまま表現するかのように、ダイナミックに見えて繊細。細かい部分に彼の気配りが行き届きつつ、仕上がりはハッと目を見開くようなスケールの大きさが伝わってきます。オーレリアン自身の人柄も私たちを魅了します。力強く優しい眼差し、淡々としているようで笑顔がチャーミングでついつい惹き込まれます。彼はトゥーレーヌ地方のミシェル・オジェの元で2年間働いきつつ、ワイン造りを学びました。同じくトゥーレーヌ地方のジュリアン・クルトワ、トゥーレーヌを離れアルデッシュでワイン造りをするサムエル・ブーレと今も親交を深めています。そんな彼がオーヴェルニュで畑を持ったのが2011年。最初のミレジムは2012年です。最初に彼が手に入れた畑は、手放され手付かずになっていた畑。収穫までに時間がかかる上に、新しく手に入れた畑は度重なる雹の被害に悩まされます。今年こそはと思いつつ、誰しもが願いつつも、毎年の低終了。私たちが訪問した時もひどく落ち込んでいることがありました。それでも度重なる困難にも負けず、まっすぐな眼差しで畑と向き合い、ワイン造りを続けるオーレリアン。彼の強い意志と自由な感性で生み出されるワインは、彼の新しい表現をワインを通して感じさせてくれるようです。

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