クロ・ファンティーヌ - Clos Fantine -  [ ラングドック地方 フォジェール ]

- 二番通り酒店 -

“クロ・ファンティーヌ

類稀なシストの土壌から生み出される、しっかりとした骨格を持つワイン

クロ・ファンティーヌのワインは、何よりもストラクチャー(骨格)を感じさせてくれるワインです。一面シストと呼ばれる鋭い石で覆われた畑。ワインに骨格や後味のフレッシュさを与えてくれる類稀な土壌です。彼らの畑は私たちが多くの畑を見てきた中でも、群を抜いて印象的な畑です。トラクターを入れない畑はモグラや蟻が縦横無尽に土の中を走り回り、自然の耕作をしてくれています。ブドウの木とブドウの木の間に伸びた蜘蛛の巣すらも壊さないよう、畑を歩く時は蜘蛛の巣を避けて歩くそうです。化学肥料は一切撒かず、2015年に廃カビ病が猛威を振るう前までは18年間もの間、ボルドー液すらも使っていませんでした。硫黄も本当に必要な時に一部の畑に少しだけを撒くくらいのものです。ブドウの根が隣りの草木の根と地中の中で繫がり、その隣りのブドウの木の根と繫がり、畑全ての根が地中の中で繫がりあることによって、畑全体の微生物が活性化され、畑全体が大きな自然の一部としてエネルギーに満ちていくことを大切にしています。長年トラクターを入れていない畑は自然のままの起伏が生み出され、それは地層ができていく過程と同じように大切なことだと教えてくれました。醸造においても畑仕事同様の哲学を大切にしています。ブドウの浸漬の間もキューヴの中の微生物の生態系を壊さないように、攪拌などすることは一切ありません。クロ・ファンティーヌは兄弟3人で営むドメーヌです。お姉さんのキャロルはドメーヌ全般のことを、真ん中の弟オリヴィエは畑仕事、末っ子の妹コリーヌは醸造をメインに。1997年に亡くなった彼らのお父さんが亡くなってから、三人三脚でドメーヌを切り盛りしてきました。3人で支え合いながら日々進化しつづけています。ブドウはワインになるために出来る訳ではなく、次の種の為に出来るもの。それは神秘的でエネルギーに満ちたもので、そのエネルギーがしっかり込もったワインを届けたい。それは自然のメッセージを伝えることに繋がる、と話してくれました。ワインとは何か、ナチュールとは何か、その答えの一つがクロ・ファンティーヌのワインを通してしっかり伝わってくる、二番通り酒店の鉄板でおすすめのワインです。

アイテム名 種別 参考上代

Faugeres Tradition 2016
フォジェール・トラディション

品種:シラー50%、カリニャン40%、ムーヴェドル10%
二番通り酒店の鉄板は2016年も鉄板です。凝縮感あふれつつ、飲み疲れしないのはシスト土壌から。この味わいでこの値段!?と改めて、このワインの凄さに気付かされます。2016年は太陽と雨のバランスが良く、その出来栄えに本人たちも大いに納得。自然のメッセージをそのままボトルに詰め込みたいという彼らのワインは、二番通り酒店の鉄板です。

3,080

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