ドメーヌ・ドレンサン - Domaine d'Aurensan - [ アルマニャック地方 カッサーニュ ]

- 二番通り酒店 -

“ドメーヌ・ドレンサン

- トリプル・ゼロ - ドメーヌ・ドレンサン一族が造る、誇り高きアルマニャック。

フランスで最も長い歴史を持つ蒸留酒、アルマニャック。1310年にバチカンに収められた古文書にアルマニャックの記載があり、カルヴァドス、コニャックと並ぶフランスの3大ブランデーです。アルマニャックは生産量が圧倒的に少ないこともありカルヴァドスやコニャックに比べると知名度は低いですが、手造りの小さな生産者が多い、実はクラフト精神に満ちた素晴らしい蒸留酒を造っています。ドメーヌ・ドレンサンは1895年から続く生産者。7haを所有し、自分たちでブドウを育て醸造、蒸留、熟成まですべて手がけています。収穫したブドウは自然酵母で発酵し、亜硫酸を加えることなく、2ヶ月ほどの発酵の後、アルマニャックの伝統的なアランビック(銅製の蒸留機)を使い蒸留し、樽に移します。樽は全てドメーヌ・ドレンサンの敷地内にあるカシの木から造られた樽です。「その土地の味わいを液体に込めるのであれば、敷地内のカシの木で樽を造る」という古くから伝わるアルマニャック地方の言い伝えがあるそうです。樽熟成の期間もドレンサンは最低でも15年の熟成を自分たちに課しています。アルマニャックに複雑なアロマを与えるために、最低でも15年の熟成が必要だそうです。コニャックのXO(エクストラ・オールド)で最低7年熟成であることを考えても最低でも15年の熟成は非常に長いものです。ドレンサンのアルマニャックは、注文を受けてから樽から重力で一本一本が手詰めされ、エチケットや蝋詮もすべて手作業で行います。植物の根や幹が人の形をしたのようなエチケットは、彼らがブドウ栽培からアルマニャックを造っていることを表し、まるで流れる血液のようにドレンサンの骨幹をなすことを表現しています。さらに品種の名前や彼らのいる場所の緯度、よく見ると家族の顔も描かれています。長い時間をかけてアルマニャック一本が飲まれる時に、ふと眺めるエチケットにも新しい発見が秘められているようにとの想いからです。自分の代で樽に詰めたアルマニャックは、ほぼ次の世代のためのもの。私たちの想像以上に長い年月をかけてアルマニャックを造るドメーヌ・ドレンサンの家族愛は深く、造り手や生産者という言葉だけでは足りない、ファミーユ(家族,一族)という言葉がしっくりきます。ドメーヌ・ドレンサン一族が造る、誇り高きアルマニャック。ボトル一本一本に込められたドレンサンの愛や歴史を感じてもらえたら幸せです。

- トリプル・ゼロ -
蒸留後は約57度のアルコールを持つアルマニャックですが(コニャックは約70度)、一年の熟成の間に約0.5度アルコールが減ります。多くの生産者が短い熟成期間で一般的なアルコール度数40%ほどに調整するために加水(これは生産量を増やすことや酒税が安くなること、口当たりが優しい方が一般受けすることなどの理由があります)しますが、ドレンサンは長い熟成を経たアルマニャックのピュアなアルコールを求め、一切の加水をしません。一般的に加水された蒸留酒には補糖などで味をつけることがありますが、これも行いません。さらに長い樽熟成を経た蒸留酒は、徐々に深い色調をまとっていきますが、短い熟成期間でもこの色合いを出すためにキャラメルなどを入れることもあります。彼らは当然こういったことも一切行わず、彼らが求めているのは一つ、長い熟成を経て複雑なアロマをまとったピュアな蒸留酒です。彼らのエチケットにはこれらを明記した"トリプル・ゼロ"(加水、補糖、着色なし)の文字が記載されています。

- セパージュ・ファントム -
アルマニャックのアペラシオンでは10品種を使うことが認められていますが、現在使われている品種はユニ・ブラン、コロンバール、バコ、フォール・ブランシュの4品種です。その他の6品種は収量が多く見込めず病気も多いことから、多くの生産者が栽培をやめてしまい、セパージュ・ファントム(幻の品種)と呼ばれています。ただこれらの品種はアルマニャックに非常に複雑なアロマを与えると言われ、中でもプラン・ド・グレースという品種はねっとりとした味わいをアルマニャックに与えると言われています。ドレンサンはこの全ての品種を探し、彼らの畑に植えました。アルマニャックで10の品種を持つ唯一の生産者です。私たちがそのアロマや味わいを知るまでには、まだ長い熟成年月を待つ必要がありますが、彼らのこの試みはアルマニャックに新しいロマンを与えてくれることでしょう。

- アランビック・アルマニャケイズ -
アルマニャックの伝統的なアランビック(銅製の蒸留機)で連続蒸留と呼ばれる蒸留法でワインを蒸留します。コニャックの蒸留機(単一蒸留で2回に分けて蒸留)と何よりも違うのは、アランビック内でワインが蒸発し蒸気となり、その蒸気がワインの液体の中を複数回にわたって通りぬけ多くの芳香成分を得ることです。1リットルあたり3gの芳香成分を持つアルマニャックは、コニャックの1.5〜2g/Lやウィスキーの1g/Lに比べても非常に高く、このアルマニャックの伝統的なアランビックが、アルマニャックの大きな個性を与えてくれています。

アイテム名 参考上代

アッサンブラージュ 15年

品種:ユニ・ブラン
銅のように美しい金色。フレッシュさをまとった非常に明瞭なアロマ。乾いた果物、アーモンド、アプリコット、サクランボの種などの生き生きとした香り。素直な味わいでいて、非常にバランスのとれたアルマニャックです。

14,300

アッサンブラージュ 20年

品種:ユニ・ブラン
濃い褐色の色合い。複雑味があり素晴らしいバランス。プルーン、蜂蜜、カカオに加えて余韻にリンドウのような繊細な苦味がほんのり残ります。よく熟したニュアンス。とても余韻の長いアッサンブラージュ20年。

18,000

アッサンブラージュ 30年

品種:ユニ・ブラン
赤褐色の贅沢な琥珀色。澄み切った輝きのある液体。まろやかな香りはプルーンやオレンジの樹皮やコンフィといった豊かでたくさんの香りのパレットをまとっています。アタックに明瞭に 甘草の繊細な味わい。しっかりとした骨格、素晴らしい複雑味。リンドウのエレガンスなニュアンスが余韻に残ります。

24,600

ミレジム 1977年

品種:ユニ・ブラン
天候に恵まれず厳しい年でしたが、長い樽熟成を経て、他にはない個性的なミレジムとなりました。鮮やかな美しい黄金色。澄み切った輝きのある液体。特色豊かなアロマは焙じたようなニュアンスにフルーツというよりも香辛料のようなスパイシーな香り。甘草のニュアンスの繊細な味わいが余韻に優しく残ります。活力と個性を持ったミレジムです。

24,300

ミレジム 1973年

品種:ユニ・ブラン
一年を通して非常に天候に恵まれ、収量にも恵まれた年です。とても美しい琥珀色で輝きのある液体。鮮烈なアロマは、深い樽香と香ばしいお菓子や蜜の香り。繊細な塩っけのあるバターのようなコクのある口当たりがこのアルマニャックに美しいハーモニーを与えています。

29,000

ミレジム 1961年

品種:ユニ・ブラン
春先の厳しい霜の被害によって収量の半分が失われたミレジム。夏は暑く乾燥し、収穫時のブドウは驚くほどに凝縮していました。まばゆいほど深遠な琥珀色はアカジュと呼ばれる赤褐色の色です。非常に豊かな溢れんばかりのアロマ。力強く、鮮烈でいて、プルーンやオレンジコンフィ、ノワゼットやスモークの香り。複雑味に満ちて濃密で肉付きのよい味わいが何層にも渡り表現されてます。威厳ある贅沢なミレジムです。

46,000

ミレジム 1958年

品種:ユニ・ブラン
春の訪れが遅く、冷涼な夏で雨も多く収量が非常に少ない年でしたが質のとてもいいブドウが収穫できた年でした。まばゆいほど深遠な琥珀色はアカジュと呼ばれる赤褐色の色です。繊細で細やかなカカウェットの香りにぎゅっと香ばしいニュアンス。長年樽熟されたアルマニャックならではの密度がありつつレースのような口当たり。とても貴重でいて唯一無二の存在感あるアルマニャック。

54,000

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