ラパテル - Rapatel - [ ラングドック地方 カマルグ ]

“ラパテル

納得するまで蔵熟成。価格からは考えられないバランスの良いワイン。

南仏の地中海に近いカマルグという町でワインを造るドメーヌ・ラパテル。カマルグはミストラルというこの地方特有の風で畑は乾燥していて、南仏のギラギラした太陽でとても暑い地方です。当主は体つきが大きく物静かなジェラルド・エイロー。カマルグは闘牛で有名な町でジェラルドも大の闘牛好き。エチケットそれぞれに牛の角など闘牛にまつわるものがさりげなく散りばめられています。1905年にジェラルドの祖父がワイナリーを立ち上げてからから続くドメーヌ。ジェラルドが1979年に引継ぎました。ラパテルはスペインのカタルーニャ地方で「暑い太陽」の意味。ドメーヌを立ち上げる前、修道院が彼らの農地を管理していた時代の名前をそのまま引き継ぎました。ジェラルドは醸造において培養酵母や酸化防止剤を一切使いません。全てステンレスタンクで熟成。彼が納得するまで5年以上寝かせることもあります。出荷されたワインは、果実味がほどよく穏やかに、長期熟成したことで複雑味が生まれワインとしてのバランスも素晴らしく良いです。それでいて価格が良心的すぎるほどで、そのコストパフォーマンスに驚かされます。

〜火事による被害について〜  2016年の1月にラパテルの畑のそばを走るTGVの事故で、彼の持つ畑の半分が火事によって失われてしまいました。保険などでなんとか新しくブドウを植えているところですが、収穫までには、まだまだ時間がかかります。蔵熟をしっかりしてからリリースされるのが彼の本来のワイン造りのスタイルですが、しばらくは買いブドウでもワインを造ることになりました。事故があった時のジェラルドの気持ちを察すると胸があまりにも痛くなりますが、改めてブドウを選定し植樹していく大きな仕事を前に、気持ちを新たに進んで行くジェラルドに胸を打たれました。

アイテム名 種別 参考上代

Rapatel Blanc 2016
ラパテル ブラン

品種:ベルメンティーノ、ルーサンヌ、シャルドネ、ミュスカ
プレッソワールディレクト。アロマティックでフワッと優しいフルーティさ。瓶詰め時に軽くフィルター。
火事で白ワインの区画の多くが失われてしまい、今年は買いブドウでつくった16年をリリース。

2,580

Cuvee 43
キャロント・トロワ

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カリニャン、サンソー、グルナッシュ、メルロー、ムーヴェドル、シラー
2011年〜2016年までのミレジムをアッサンブラージュ。しっかり熟成させてからワインをリリースするジェラルドのワイン造りへの想いを、6年をかけてやっと花をつけるオオウバユリになぞらえたキュヴェ。オオウバユリはアイヌの人々にゆかりの深い植物。北海道の緯度43度(キャロント・トロワ)をそのままキュヴェ名に。

2,680

Rapatel Rouge 2012
ラパテル ルージュ

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カリニャン、サンソー、グルナッシュ、メルロー、ムーヴェドル、シラー
除硬してから天然酵母で発酵。無濾過、酸化防止剤無添加。ジェラルドが納得するまでキューヴで寝かせてから瓶詰め。
スタンダートキュヴェでありながら現行が2012年。果実味も複雑味もありながらコスパがとても高いです。

2,580

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