サムエル・ブーレ - Samuel Boulay - [ ローヌ地方 アルデッシュ ]

- 二番通り酒店 -

“ディディエ・グラップ

ジル・アゾーニの畑を引き継いだサムエル。生き方もワインも自分らしく、ナチュールに。

サムエルと出会ったのはロワールのジュリアン・クルトワのヴァンダンジュです。収穫のほとんどを夫婦二人で行うジュリアンと奥さんのエイディ。彼らが収穫を手伝ってもらう時は常に信頼した人だけです。サムエルはトゥーレーヌでワイン造りをしていてジュリアンとも交流があり、年齢も近くとても仲が良いです。アルデッシュで長くワイン造りをしてきたベテランの造り手、ジル・アゾーニが畑を手放すと聞いて、2014年からアルデッシュに移り、ジルの畑を引き継ぐ事になりました。道中も常に美しい景観に目を奪われる深い山奥、豊かな自然に囲まれた畑は、ジルの人柄のように素朴で優しい空気で溢れています。その畑をサムエルが引き継いでくれる事は私たちにとっても幸せです。ナチュールをこよなく愛するサムエルは、生き方もナチュール。常に自然体で少しシャイな所も。そして心に秘めたまっすぐな強い想いがあります。特に畑仕事、ナチュールなワイン造りに対してまっすぐでひたむきな想いがあります。そして、何度も一緒に飲みながら、自分らしくあることの大切さを私たちに教えてくれました。心優しいサムエルとの交流は私たちの癒しでもあります。サムエルは大の写真嫌いなので、写真はありません。少しスピリチュアルでエキゾチックな見た目で、はにかんだ笑顔が素敵です。今回は彼がアルデッシュで作った初ミレジムのワイン。これからが本当に楽しみな、ナチュールを思い切り感じさせてくれる生産者です。

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