ジュリー・バラニー - Julie Balagny - [ ボジョレー地方 フルーリー ]

- 二番通り酒店 -

“ジュリー・バラニー

どこまでも自然体なジュリーの感性とともに伝わるボジョレーの美しいテロワール。

パリ生まれのジュリー。2009年にボジョレーのフルーリー村にやってきてVigneronneとしての新しい道を歩み始めて10年ほどですが、ボジョレーで指折り数える素晴らしい生産者へと成長しました。私たちが出会ったのは2012年。フルーリーの彼女の畑の斜面を見上げる場所にある小さなカーヴでワインつくりを始めて間もない頃でした。ボジョレーの偉大な生産者であるイヴォン・メトラと出会い、彼を師とあおいでワインつくりを始めました。ワインの美味しさもそうですが、連絡の取れなさや気まぐれな部分もイヴォン譲りだなと周りの生産者がよく笑って話していました。私たちが出会った中で誰よりも自然体で、気取りのない生き方が伝わってくるジュリー。それでいて畑仕事に対してはすごくストイックでそれ以外のことは考えられないというくらい鬼気迫るものがあります。フルーリーに彼女が持っている畑は3区画。それぞれ区画ごとにキュヴェになっています。En Rémont(アン・レモン)、Cayenne(カイエンヌ)、Simone(シモーヌ)です。区画ごとに土壌が異なり、それぞれの区画のミネラルが丁寧に表現されています。そのミネラルに加えて彼女の自然体な生き方や感性から来るのか、柔らかく透き通るようなピュアさがあり、完成された人間なんていないのと同じように、長所も短所もある生きた人の表情が現れるかのような世界観にハッとさせられます。2009年に手にした葡萄畑は3.2haですが、それ以外にも牧草地2ha、森林3haも一緒に手に入れました。ブドウ畑と森林が自然循環を支え合い、牧草地が動物を養い、土壌に肥料を与える。ブドウ畑にとらわれない広い視野での考え方はやはりイヴォン・メトラの教えを感じます。2015年にはBeaujolaisの区画とMoulin a Vent(ムーアンアヴァン)の畑を増やし、収量の安定しない難しい年が続く近年はネゴスのワインを少しだけ始めました。現在はフルーリーの隣町ロマネッシュ・トランにカーヴと自宅を構えています。敷地内には鶏や羊も飼い始めて、動物たちを愛おしそうに見つめるジュリー。自然体な生き方は出会った時から変わらずです。

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