ロミュアルド・ヴァロ - Romuald Valot - [ ボジョレー地方 ボージョ ]

- 二番通り酒店 -

“ロミュアルド・ヴァロ

陽気な人柄のロミュアルド。自然そのままのブドウが伝えるテロワール。

ほとんど試飲会にも参加せずにワインつくりに没頭するロミュアルド。狭い山道を登った先にある小さな古びた醸造所で、驚くほどピュアでエレガンスな、素晴らしいワインをつくっています。お茶目でとても陽気な人柄で、スケールの大きさを感じさせる彼のワインとのギャップが何となく面白いです。もじゃもじゃの髪にぽっこりしたお腹、どことなくクマさんのような風貌のロミュアルド。ニコッと笑う優しい表情が印象的です。もともとはシャンボール・ミュジニーのドメーヌでワインつくりの仕事をしていて、ブルゴーニュに馴染みが深く、現在もコード・ド・ボーヌのラドワ村に彼の小さな畑を持っています。ブルゴーニュのテロワールを深く知った上でボジョレーでワインつくりを始めた彼のワインは、ボジョレー・ヴィラージュ、シェナ、レニエ、コート・ド・ブルリィ、それぞれのキュヴェが、それぞれのアペラシオンのテロワールをしっかりと反映しています。こんなにもピュアにテロワールを感じさせるワインはどうつくるのか彼にたずねると、畑仕事においてボルドー液を撒かず、何一つ化学物質の付着してないブドウを育て収穫し、自然のままに発酵させることだと教えてくれました。言葉にすると簡単ですが、ボルドー液すら撒かない栽培は当然のごとく彼の収穫量を激減させることもあります。しかし収穫したブドウは健全で、発酵は円滑に進み、液体はとてもピュアでエレガンス。奥に土壌のテロワールをしっかり感じさせてくれます。シンプルに聞こえるワインつくり、しかし大きなハートと忍耐を持っていなければできないワインつくりです。ロミュアルドはコート・ド・ボーヌのラドワのクラシカルなワインをつくる生産者の息子で、ブルゴーニュのワインつくりをよく熟知しています。ラドワでピノ・ノワールを少量育てているのもそのためです。でも彼はそこで教わったワインつくりではなく、ブドウ農家として「魂のない格付けワインをつくるより、健全なブドウから最大限の喜びと魂のこもったワインをつくりたい」とロミュアルド。圧倒的な信念のもと、誰もが躊躇する道をつき進み完成した彼のワインをぜひ味わってみてください。ロミュアルドのような曇りのない笑顔になるはずです。

[ 戻る ]